ラベル ヤマノススメ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ヤマノススメ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2015年2月22日日曜日

【ヤマノススメ】八幡山 舞台探訪

コミック アース・スターONLINEにてヤマノススメの第五十九合目後編が2/10日に掲載されました。
→ コミック アース・スターONLINE: ヤマノススメ 

前回に引き続き滋賀が舞台となっています。
冒頭シーンは賎ヶ岳の山頂からスタート。
賎ヶ岳ではリフトのシーンが増えています。
こちらはリフトが営業を始めてから探訪したいと思います。

物語後編は近江八幡市の八幡山が舞台として登場しています。
こちらは、11月に同作品のラッピングゴンドラが運行したことで、足を運ばれたファンの方も多いと思います。
今回は夕暮れ~夜景のシーンを目指して探訪してきました。

① 八幡山ロープウェイ山麓側乗り場前




山麓側の乗り場です。
通常営業における登りの最終は16時30分です(下りは17時)。

漫画に書かれている”シーズン”というのは紅葉の時期で、その期間のみ20時まで登りが動いています(下りは20時30分まで)。
去年も11月の中頃から末にかけて、夜間運行をしていました。
今回は夕暮れ~夜景を撮影するためロープウェイは使用できませんでした。
比高100m程度ですので、登るのに30分もかかりませんが、夜間に登る方はライトの準備を忘れないようにしてください。

② 山頂側ロープウェイ乗り場





営業時間終了後は進入禁止のロープが張ってあり、カット合わせは出来ません。
この日の日の入りが17時45分頃だったので、夕暮れ時のカットを撮影したいのであれば夜間営業中、もしくは冬至頃に訪れる必要があります。
日が完全に落ちるとかなり暗くなり、八幡ドルの夜景を観ることが出来ます。


ちなみに、夜間は立ち入れない場所が多いです(展望館付近も入れません)。
中心部を望める場所はこの山頂乗り場以外だと、出丸跡がせいぜいというところでしょうか。
西の丸跡、北の丸跡は立ち入ることが可能ですが、市街地を望み難い位置にあります。
→ 近江鉄道グループ 八幡山ロープウェー公式HP: 八幡山山頂マップ

③ 村雲御所瑞龍寺 本堂前 or 展望館前スペース



このカットですが、アタリをつけていた
・ 村雲御所瑞龍寺本堂前の展望スペース
・ 展望館前スペース
いずれも夜間侵入禁止だったため、特定できていません。
二枚目カットの左手に確認できる琵琶湖の位置的には、展望館前スペースからの景色に近いです。
(写真は前回登山時に撮影したもの)

ですが展望館前のスペースはこれほど開けておらず、また双眼鏡等の設置物があるため、細かい点で差異があります。
本堂前は開けたスペースがあり、柵の形状も似ています。
昼間に再度確認したいと思います。

余談ですが、一時品切れとなっていた木はがきが再販されていました。
買い逃がされた方は要チェックです。
→ 近江鉄道グループ 八幡山ロープウェー公式HP: TVアニメ「ヤマノススメ」コラボレーショングッズ販売について

早く三期が始まり、この舞台で動くあおいを見たいところです。
漫画版、次回のストーリーは伊吹山になりそうですね。
雪が無くなるのはもう少し先になりそうですし、伊吹山探訪はしばらく後になりそうです

以上

【探訪日: 2015年2月21日】

2015年1月25日日曜日

【ヤマノススメ】 賤ヶ岳 舞台探訪

コミック アース・スターONLINEにてヤマノススメの最新話が1/19日に掲載されました。
五十九合目のタイトルは「滋賀ってどんなとこ?」。
今回のお話では、あおいとお父さんが滋賀の賤ヶ岳に登っています。
近場ということで探訪してきました。
登山ルートですが、滋賀県が発行しているPDFにて詳しく紹介されています。
PDF通りに進めば、あおいのルートを後追いすることができます。
→ 滋賀県公式HP (リンク先PDF) : 湖北地区 賤ヶ岳

最初の目的地は余呉駅、米原を経由し、北陸本線で向かいました。
余呉駅は、本編であおいとお父さんが待ち合わせをした駅です。




店も民家も人もいないのは同じですが、大きく違うのは雪の有無です。
正直、ここまで雪が積もっているとは思っていませんでした。
アイゼンやスノーシューを用意していなかったことが後々効いてきます。





駅を出るとすぐに上掲載の2シーンが見つかります。
柵の形状、畑の位置、壁と屋根の形状から間違いないと思います。
街灯等は少しアレンジされていますね。
よく見ると、街灯の上に可愛らしい雪だるまが取り付けられています。
この日は余呉湖へ釣りに来られている方を多く見かけました。




「なんもないじゃん!」という台詞通り、周囲には何もありません。
背景中の看板は消化水利の看板でした。
画角的に収められませんでしたが、右の建物の形状も一致しています。



冒頭に掲載したPDFのルート通りに進むと看板が見つかります。
ここから岩崎山に登り始めます。
本編の矢印は雪に埋もれて見えていませんw




派手な山道というものがあまり想像できませんが、登り始めは写真のような道でした。
しかしすぐに雪だらけの道に。。。
頂上に近づくにつれ、積雪も30cmを超えていきました。
スノーシューが無いためとても登りづらかったです。
近々登ろうと考えている方は、天候の確認と足回りの装備を十分に固めてから探訪することをお勧めします。


写真は中川清秀の墓です。
登り始めから1時間ほどで到着できると思います。
作中の場所を探そうとしましたが、雪が深く見つけられませんでした。
あおい以上にどこにあるか分からない状況です。


雪に苦しめられながらも山頂に到着しました。
山頂までは2時間半程度でした。

あおいが立っている場所からの眺めです。
作中同様、遠くに町が見えます。

山頂から見える余呉湖側の景色です。
遠方が霞んでいましたが、これまでの苦労を忘れる眺めでした。
次は装備を十分整えて、また雪のタイミングで登りに行きます。

山頂からは伊吹山も見えます。
来月更新のお話では、この山に登るかもしれません。
8合目まで車で行けるらしいですが、運転を日頃しないため、どちらにせよ雪が溶けてからの探訪になりそうです。

繰り返しになりますが、
近々登ろうと考えている方は、天候の確認と足回りの装備を十分に固めてから探訪することをお勧めします。
賤ヶ岳は420m程度と低い山ですが、この時期、前日に雪が降っていれば、頂上で50cm以上の積雪になります。
備えておいて損はありません。

以上

【探訪日: 2015年1月24日】

2014年12月9日火曜日

【ヤマノススメ】 南紀白浜 舞台探訪

ヤマノススメ セカンドシーズン第19話にて、南紀白浜が舞台となったため舞台探訪に行ってきました。
ちょうど和歌山は高野・熊野世界遺産登録10周年という節目らしく、「和歌山デスティネーションキャンペーン」と称したイベントをJRが行っていました。
それに際して、「わかやまフリーパス」が発売されていたため、それを利用して向かいました。

以下舞台の比較です。
まずは円月島の夕日カット。
本来ならばアニメシーンのように、夕日が高い位置にある段階で撮影を行いたかったのですが、串本を経由したため日没間際の回収となりました。
撮影場所はグラスボート乗り場付近の道路からです。
正確にカット合わせを行うならば、かなり白良浜寄りになると思います。
大まかな位置は下の図を参考にして下さい。
タクシーの運転手さん曰く、このシーンを撮影しようとすると、春分、秋分の時期になるだろうとのことです。
また、丁度その時期であればアニメカットの位置から空孔に夕日が入った写真を撮影できそうです。
個人的に、夕日が空孔に入っている姿を撮影したかったため、今回はこの位置から撮影しました。
続いてひなたが宿泊していたホテルから浜を見下ろすカット。
今回宿泊した、「リゾートホテル ラフォーレ南紀白浜」から撮影可能です。
白良浜を見下ろす構図から、ある程度の位置は特定できていましたが、決め手となったのはHPの画像でした。
撮影場所はホテル11Fの展望コーナーです。

部屋のカットですが、今回宿泊した和室の部屋以外がモデルになった可能性も考えられます。
とりあえず、家具の位置を合わせて撮影。
 


写真は反転しています。
作中のように掛け軸があったりはしません。
カットに登場する湯のみですが、今回宿泊した部屋では作中のように白にラインが入っているものではなく、下図のような柄でした。
ひなたが座っていた椅子とは随分違います。
今回宿泊した部屋以外にも、家族向けの和室があり、作中の目的が記念旅行ということであればそちらの部屋がモデルとなった可能性も高いと考えています。
次に泊まるならば、そちらにも宿泊したいです。





以上が回収したカットです。


今回は他にも、本州最南端を目指して串本を、二日目には白浜を散策しました。
初日はまず串本へ向かいました。
駅のホームにはこんな看板が立てられています
串本駅でレンタサイクルを借り、最初に向かったのは「橋杭岩」です。
レンタサイクルではアシスト付きの自転車を3時間1000円で借りることが出来ます。
場所は駅を出てすぐの案内所です。

橋杭岩では橋脚のようにそびえ立つ奇岩が印象的でした。
群青の空と瑠璃紺の海に挟まれた橋脚からなる景色は、「青の御伽話」という凪のあすからのキャッチフレーズを彷彿とさせます。

この後、本州最南端の碑を目指して潮岬へ。
アシスト付きの自転車を借りることができると前記しましたが、アシスト機能が動作するかを確認することをお薦めします。
今回、バッテリーが所定の位置までセットできていなかったらしく、一台アシスト機能が使用できませんでした。
串本、特に潮岬への道は坂道が多く、アシストが無いとかなりキツイです。

潮岬へ向かう道中で撮影したものですが、岬以外にも美しい海岸線が各所で見られます。

2日目は白浜を散策。
なんでも白浜は「三段壁」、「千畳敷」、「円月島」をめぐる定番コースを三千円コースと云うらしいです。
今回はそのコースを順に巡り、最後に崎の湯で〆となりました。


この土日、北陸では雪が凄かったようですが、太平洋側はとりあえず雪は降りませんでした。
しかし、風は強かったです。
崎の湯は万葉集にも登場するほど古い温泉らしく、1350年前からあるそうです。
入り口には有間皇子の歌が書かれていました。
温泉の近くには、温泉卵も売られています。
ナトリウム塩化物泉で塩の強い温泉ですので、卵にもわずかに塩味があり美味しかったです。

行ったことのない和歌山を満喫できて大満足の旅行でした。
次はRDGやAIRの舞台?
白浜や和歌山が題材となった小説も読んでみたいです。

以上

【探訪日: 2014年12月6-7日】